日本を含めたアジアのマイノリティコミュニティにおける参与観察

第6期FLYプログラム修了生:鷲見 直(すみ・なお) さん

日本を含めたアジアのマイノリティコミュニティにおける参与観察

帰国後は、文化人類学や南米への興味が強まり、TLPでスペイン語を学んでメキシコに留学しました。後期課程は、対立する価値観を持つ人々が互いの背景・記憶を共有する技術を開発したいという思いから、情報学・医工学分野に進み、ハーバード大学等にも留学しながら、生体計測のためのウェアラブルデバイスの研究を進めています。修士課程における本研究と並行して、未踏アドバンスト・NEPという起業家向けプログラムに採択され、スマートフォン/PC上で行えるポータブル型内視鏡トレーニングシステムの開発と事業展開に取り組み、日本国内や世界中の医療格差の解消(→内視鏡治療の普及と技術向上)を、国や大学や民間団体と協働して目指しています。